腸骨筋
[検査方法]
大腰筋とほぼ同じ姿勢ですが、検査される人の脚の位置が異なります。
大腰筋の時よりも、検査される人の脚を高く持ち上げ、
大きく外に開いた位置から内側に向かって力を入れてもらいます。
検査する人は、それに抵抗するように外側へ向かって力を入れます。
腸骨筋は先ほどの大腰筋と反対側が弱いと思います。
[調整法]
先ほどと同じく、弱っている側の●印の場所を押します。
場所は、へそから指2本分外、2本分下くらいの位置です。
息を吐いたときに、ゆっくりと深く指を押し込みます。
そして、もう一度弱かった方の腸骨筋の検査をしてみてください。
力が入りやすくなっていると思います。
これで、筋力が完全に戻ったわけではありませんので、
左右差をなくすために、
弱かった方の筋肉に力を入れる運動をしていきます。
その方法は先ほどの検査でやった方法と同じです。
検査された人は、力を入れる運動を10回繰り返します。
10回を3セット繰り返します。
※運動は弱かった側のみ行います。